笑顔と心を保つ修行
長い冬もいよいよ明けて、ようやくお彼岸と共に春がきました。
当山では、彼岸の入りの直前の日曜日に
「春のお彼岸 先祖供養法要」を奉行致しました。
お彼岸は春分の日(中日)の前後三日間、計一週間の期間。
昼夜の長さが同一であるこの期間は功徳の多い日と伝えられ、お彼岸は功徳を積む為の期間です。基本的には以下の6つを心がけます。

これらの功徳は廻り廻ってご先祖様の供養に繋がるのです。
例えるならば「良い事のリレー」のようなイメージです!
さてこの中の1番目「お布施」について住職が法話でお話しされた内容です。
「お布施」と聞くと「お金を包む」イメージが大半であると思います。現代社会で皆様の寺社施設を修復したり運営したり、何事も費用がかかります。ですから「お金のお布施」は勿論大切なお布施です。
しかしこればかりがお布施では御座いません。「無財の七施」の一つに
「和顔悦色施」(わがんえつじき せ)と呼ばれる布施が御座います。
これは「笑顔で人と接することで、周囲を明るく幸せにする、誰でも今すぐに実践できる修行」です。
そうである為には、常に自身の心を清く保つことが大切です。人と対峙する時と同じように、ご先祖様、お仏壇、墓前に対峙する時、誰もが心を清く保つために行うある行いが御座います。
「仏花を供える事」が実はそうなのです!
仏様にお供えするお花を、なぜ自分たちに向けてお飾りするのか、不思議に感じたことはありませんか?
仏様、ご先祖様に花を供養するのみでなく、供えられた花を見て、花を供える行いを通じて、お参りする私たちの心を清く保ち、その心持ちで供養に挑む意味合いが込められております
これを「向下相」(こうげそう)と言います。

さて春となり、境内にも沢山の花が咲き始めております。
直方市では四月前半まで河川敷でチューリップフェアも開催されております!
沢山のお花見で心を清くし、時間がありましたらその脚でご参拝いただけることをお待ちしております。













